機械要素技術展 [東京] 2024 出展情報

展示内容

世界的にも希少な溶融アルミニウムめっきで、「金属を表面処理で錆から守ることを通して社会に貢献する」を合言葉にして66年。
今回は、溶融アルミニウムの様々な用途で使用される中で、SUSのボルトの焼付き・かじり防止の実演&体験と海洋環境下の防錆効果についてフォーカスしております。
金属の防錆や高寿命化でお困りでしたら、是非弊社ブースにお立ちより下さい。皆様のお越しをお待ちしております。


  • 海洋環境下の防錆効果について、テストピースや詳細なデータで亜鉛めっきとの違いを実感していただけます!

  • 焼付きカジリ防止の実演・体験を行います。
    この機会に是非体験してみてください。

展示会情報

展示会 第29回 機械要素技術展 東京
日時 2024年6月19日(水)~21日(金)
午前10時~午後6時 ※最終日は午後5時まで
場所 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目10-1)
※ご入場には、お一人様ずつ来場登録が必要となります。
ブース位置 東6ホール E58-11

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海洋環境下腐食対策(アルミナイズ処理)

アルミナイズ処理品は、母材との相互拡散によってできたアルミ成分を含む合金層の上に固有の耐食性を有するアルミニウムを付着させ、空気中でその表層に緻密、強靭で密着性の強いAl酸化被膜を生成させ、合金層 (Fe-Al), アルミ層(Al), 酸化被膜(Al2O3)の3層によって非常に強力な防錆能力を発揮致します。


海洋環境下塩水シャワー暴露試験

7年経過時の腐食速度
腐食速度(μ/year) めっき膜厚(μ) 推定寿命年数
炭素鋼+Znめっき 27μ~30μ 65μ 2~3年
炭素鋼+Al-Znめっき 5μ~23μ 80μ 7~9年
アルミナイズ処理 1μ~4μ 180μ 40~50年
15年経過時の外観と断面写真
①アルミナイズ処理 一部合金層が露出しているものの母材までの孔食は見られない。
②Fe-Al層を露出したもの 合金層に小さな腐食ピットが存在しているものの、母材の孔食が見られるか否は微妙である。
③Al-Mg-Si合金めっき 母材の孔食を起こしており、手で触れると表面がパラパラ崩れ落ちてくる。


大気暴露試験 設置後50年

千葉県銚子市に1972年より設置 (海岸から約4km)

  • アルミナイズ処理

    合金層の露出もなく概ね変化もない

  • 溶融亜鉛メッキ

    全体的に錆がまわり母材の孔食が進んでいる


ライフサイクルコスト

(例)某社のライフサイクルコスト比較
以前は亜鉛めっきにて約5年間のサイクルで交換実施していました。
しかし、交換の度に工事費・材料費・人件費・産業廃棄物処理費等のコスト及びメンテナンス費用が発生しておりました。
アルミナイズ処理へ変更して大幅なコスト削減に成功しております。

図1
使用年数 ~5年 ~10年 ~15年 ~20年 25年
亜鉛コスト累計 100% 220% 340% 460% 580%
アルミナイズコスト累計 110% 110% 110% 230% 230%

高耐食性について詳しくはこちら

ライフサイクルコストについて詳しくはこちら

アルミナイズ処理について詳しくはこちら

SUSボルト・焼付きカジリ防止(アルミナイズα処理)

焼付きかじりとは

ねじを締めたり、外したりする際に発生する摩擦熱によってねじが膨張し、おねじとめねじが凝着する事です。



ねじ締試験機による評価テスト

インパクトドライバーによる開閉テスト

 ステンレスボルトをインパクトドライバーで締結するとわずか2~10回で焼付きを起こしボルトナットが融着を起こします。一方アルミナイズα処理されたステンレスボルトは、130~160回まで焼付かず開閉可能でした。結果、アルミナイズα処理されたステンレスボルトはインパクトドライバーでの締結の際10倍から50倍以上も焼付きかじりの耐久性が向上致します。


インパクトドライバーによるステンレスボルトの焼付きカジリ試験動画はこちら

耐熱性

アルミナイズα処理は、鉄とアルミの相互拡散作用により素地層との密着性の強い合金層を形成いたします。 また、その合金層が酸素との結びつきにより緻密な酸化被膜を表層に形成し酸素の浸入を防止し、酸化の進行を妨げます。

大気中の加熱試験の酸化増量において、アルミナイズ鋼は800℃の場合、SUS304やSUS430に近い酸化増量量であり、1000℃では、SUS304やSUS430の1/2の酸化増量であることから、アルミナイズ鋼は、800℃においてSUS304や430と同等、1000℃においては2倍程度の耐熱性を示しています。

  • 表面硬度

    • アルミナイズα処理の合金層の表面硬度はHv800~1000となりSUS304の2倍 SS400の8倍にもなりなります。この強固な表面硬度のおかげで、締結の際の切子の排出を防ぎ、焼付きカジリを起こしにくくなります。

    • アルミナイズα処理 HV800~1000
      SUS304 HV350~400
      SS400 HV120~140
  • 熱膨張率

    • SUSのアルミナイズα処理の合金層の熱膨張率はSUS304の3/4です。耐熱性や表面硬さと共に膨張率が低い事で焼付きかじりを防止しております

    • SUS アルミナイズα処理 13.7~15.0 (10⁻⁶/℃)
      SUS304 18.4 (10⁻⁶/℃)

アルミナイズα処理について詳しくはこちら

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